東北の中小企業に新たなビジネスのきっかけを見つけてもらおうと、東北最大級の展示商談会が、仙台市宮城野区で開催されました。
ビジネスマッチ東北は、東北を中心に500を超える企業や団体が参加しました。
ユニークな形の小屋は、自宅にも設置して楽しめるプライベートサウナです。電気ヒーターで室温を80℃から100℃ほどまで上げ、気軽にととのうことができます。
コスモ測量設計氏家茂樹営業本部長「蔵王や宮城県外などからもお話をいただいていまして、目標は全国に頑張っていきたいなと」 フィギュアが並んだ棚は、ある仕掛けによりコレクターを喜ばせるようになっています。
山下裕志記者「こちらのディスプレイは何も無いように見えますが、実はアクリル板が貼られているんです」
右の棚と比べるとその差は一目瞭然。左の棚は特殊なフィルムにより光の反射を抑え、スマホなどでコレクションを撮影した時、映り込みを避けられる仕組みです。
警察官の格好をしたフィギュアは、この会社の社長をカメラでスキャンして、3Dプリンタで出力しました。
オートメディア出版鈴木則忠社長「せっかくの趣味ですので、自分の目に見える所で、まして反射しないで楽しむことができればいいなと」
物価高や人手不足など中小企業を取り巻く環境が厳しさを増す中、主催者は新たな販路開拓につなげてほしい考えです。
ビジネスマッチ東北実行委員会大山健太郎会長「人口減少でマーケットが小さくなるので、今までのお客様を相手にして商売をしていれば尻つぼみになりますので、具体的な商談をすることによってビジネスチャンスを広げていただきたい」