楽天イーグルス秋季キャンプは14日が最終日でした。三木監督は「実りあるキャンプ」と選手たちの成長を実感しています。

 10月30日から始まった若手選手中心の秋季キャンプは、シーズンを乗り切るスタミナをつけるため鍛錬をテーマに走り込む量を増やしました。

 台湾出身の新加入、18歳の蕭齊(シャオ・チ)もキャンプ期間中に合流し、チームに溶け込んでいる様子でした。

 プロ3年目、キャッチャーの安田は、シーズン34試合の出場で打率2割6分2厘でした。バットを振り込み、長打力向上に取り組みました。スタメンマスクは8試合、次のシーズンは正捕手の座を狙います。

 安田悠馬選手「スタメンで143試合全部出ることが目標なので、そこをやっていきたい」

 練習後は、一旦球場を離れ三木監督考案の階段ダッシュで274段を駆け上がり、キャンプ最後の追い込みです。

 西口直人投手「この階段を駆け上がったことを胸に、来シーズンは優勝へ駆け上がりましょう!ありがとうございました!」

 三木肇監督「グッと歯を食いしばって最後の底力を振り絞ってやっている選手がたくさんいたので、非常に実りのある中身の詰まったキャンプができたことが良かったかなと思っています」