利用客が増えるゴールデンウイークを前に、旅客船の安全点検が宮城県女川町で行われました。

　安全点検は、東北運輸局などが各地の旅客船を対象に毎年行っています。

　このうち、女川町の離島を結ぶシーパル女川汽船しまなぎでも、運輸局や海上保安部の職員計１０人が船に立ち入り、救命胴衣や消火器などが適切に備えられているか確認しました。

　また、２０２２年４月に北海道の知床沖で起きた観光船の事故を教訓に、安全管理規定が守られているか船長に聞き取りなどを行いました。

　東北運輸局では「事業者が安全運航を行えるよう運輸局としてもバックアップしていきたい」と話していました。