事件解決の手掛かりになる、似顔絵作成の技術を学ぶ講習会が宮城県警本部で開かれました。
この講習会は、事件捜査に使用する犯人の似顔絵作成の技術向上につなげようと県警が毎年行っています。
29日、若手警察官を中心に18人が参加し、似顔絵の書き方に関する講義を受けた後、鉛筆を使って物を立体的に表現するコツを学びました。
「黒一色で濃淡などを着けて表現していくので、その表現がかなり難しいと感じました」「皆さんが私たちに一生懸命伝えてくださることを絵で表現して、犯罪捜査に生かして犯人を捕まえていきたいと思っています」
県警によりますと、2022年1年間では90件の事件で容疑者の似顔絵が作成され、そのうち5件で検挙につながったということです。