稲作シーズンの本格化を前に、宮城県岩沼市の竹駒神社で、五穀豊穣を祈願する播種祭が行われました。
竹駒神社の播種祭は、農作業の安全や豊作を祈願するもので、60年以上前から毎年行われています。
播種祭は25日午前、神社の職員や運営委員など約20人が参列して境内にある穂徳田で行われ、はじめに苗の生育を願う祝詞が奏上されました。
そして、参列者がひとめぼれの種もみ約3キロを、苗を育てる箱に厳かにまいていきました。
5月23日には御田植祭が行われ、この種もみから10センチほどに育った苗が穂徳田に植えられます。