3月11日で東日本大震災から13年になるのを前に、石巻市の大川地区では追悼行事の準備が進められています。
震災で児童・教職員合わせて84人が犠牲になった石巻市の大川小学校では、2年前から竹製の灯ろうに火をともす追悼行事を開催しています。
4日は遺族や地区の住民、ボランティアなどおそよ50人が参加し、小学校近くの林から切り出した竹にドリルで穴をあける作業が始まりました。
千葉県から参加のボランティアC「(震災を)忘れないで、思い返してほしいというのが一番ですよね」
大川竹あかり佐藤和隆共同代表「災害に対しての防災意識を高めるっていう意味で、去年以上に強く感じて、今回の竹あかりに取り組んでます」
大川竹あかりは、3月11日、校舎西側の「慰霊と追悼の広場」で行われ、当時の在校生と同じ108本の竹灯ろうが設置されます。