消防による人命救助の技術を競う大会が、仙台市宮城野区の宮城県消防学校で行われています。
消防隊員の救助技術の向上を目的に毎年行われている大会には、宮城県11の消防本部から約180人の隊員が参加しました。
隊員たちは、災害時の救助活動を想定した引揚救助やはしご登はんなど7種目で技術の正確さや速さを競います。
引揚救助では、マンホールや地下にいる要救助者をロープを使って高さ7メートルまで引き揚げる速さを競いました。
仙台市消防局総務部佐藤智一総務課長「こうした訓練を通じて、災害対応ベースとなる基礎を隊員の皆さんに高めていただきたいと思います」
成績上位のチームは、27日に青森県で行われる東北大会に出場します。